注文住宅の建築においては、何回かお金を支払うタイミングがあります。まず土地を購入する場面がその一つと言えるかもしれません。土地が最初からある場合は別ですが、土地がない場合は注文住宅の建築の前に必ず購入しなければいけません。逆に土地がない状態で注文住宅を建築しようとしても、まず引き受けてくれないでしょう。
次に必要なのは、建物を建築する前の段階で支払うお金です。建物を建築する場合、まず建築費用の1部を建築会社に払うことになります。ハウスメーカーや工務店などがこれに該当するわけですが、そこにお金を支払った場合には、全額と言うわけではないため後に分割支払わなければいけないわけです。もちろんその段階で全額払ってみても良いですが、大抵の場合住宅ローンを組んでいますので、その段階で全額を払うと言うよりも1部を支払う感じになります。
つまり最初から、全額用意できるケースは少ないと言えるでしょう。そして完成した後にもう一度残りの金額を払うことになります。結果的に、3回の支払いかあるいは土地を所有しているならば2回の払いが必要になるわけです。ほんとに住宅ローンの組み方などを少し特殊になりますので、いちど話を聞いてみた方が良いかもしれません。
何が特殊かと言えば、住宅ローンは建物を担保にしてお金を借りるわけですが、建築前に払うお金はまだ建物がないにもかかわらずお金を借りて払わなければいけません。この時、少し特殊な方法で支払うことになりますので、覚えておくと良いでしょう。